ごあいさつ

日本幼児体育学会会長
前橋 明(早稲田大学 教授)

 2020年のコロナウイルス感染の状況下におきましても、皆様のご協力をいただきながら、本年度の活動や行事を、安全に企画・運営して参りました。 会員の皆様のご協力やご尽力に、心からお礼を申し上げます。 また、学会誌の編集、ニュースレターの発行、コロナウイルス感染のために延期された学会大会の新たな準備は、しっかり続いております。
 今年の夏は、私たちが新型コロナウイルス感染症と共存していく過渡期であり、新たな挑戦への第1歩になると考えております。 現状の感染者状況をみますと、本年の秋から感染症拡大が完全に収束していくとも思えません。
 その点を頭に入れていただき、各理事、委員会委員の皆様は、委員会ごとに、Zoom会議をご計画され、活動準備に動いていただきたく、ここに、お願いを申し上げる次第です。 つまり、現時点の状況が続けば、延期された学会大会での講演や発表は、全てオンラインでお願いしなくてはなりません。 その理由は、感染症拡大を防ぐためと、密にならない学びの場を確保するためです。
 本学会の重要な使命が、
(1)会員の皆様の生命と健康を護ること、
(2)会員の皆様に、幼児体育の情報や研究知見を、継続して提供すること、
(3)どのような状況でも、幼児体育研究を継続すること、という認識は一貫して守るべく、努力していきたいと考えています。
 よって、この考え方を、会員の皆様にもご理解いただき、引き続き、ご支援とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

2020年7月31日